働かずに生きる、と彼女は言った
内容紹介
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働かずに生きる、と彼女は言った
主人公、萩窪貴翔(はぎくぼきしょう)は両親を亡くして以来、19歳の姉と、16歳の双子の姉と、中学生の妹、その4人で暮らしている。
長女の玲於麻(れおま)が一家の大黒柱だったのだが、ある日、その玲於麻が突然仕事をやめた。しかも一向に働こうとしなくなった。
次第に生活が苦しくなる萩窪一家。どうやって生活していけばいいのか貴翔はすっかり困り果てた。
しかし。そんな貴翔の前に、働くことを拒否する少女が現れた。
「働かずに生きていく方法を私は知っている」和泉野翠香(いずみやすいか)はそう言った。
〜登場人物紹介〜
【萩窪家ただ一人の男】
萩窪貴翔(はぎくぼきしょう)
まともな性格の彼は気苦労が絶えない。3姉妹にはもっと危機感をもってほしい
【最近引きこもり気味の大黒柱】
萩窪玲於麻(はぎくぼれおま)
働くのが怖いらしい。
【馬鹿、お色気担当】
萩窪樹新(はぎくぼきさら)
貴翔の双子の姉。明るく運動神経抜群。でも致命的にアホな子。貴翔が大好き。
【大人びた末っ子】
萩窪仄(はぎくぼほのか)
中学生の妹。玲於麻お姉様が大好きすぎて時々つらい。
【働いたら負けだと思ってるヒロイン】
和泉野翠香(いずみやすいか)
アフィリエイトしたり、ブック○フでせどりしたり、馴染みの八百屋で野菜をタダで手に入れたり、とせこい生活を送る少女。心の闇でもあるのか。
【玲於麻の親友】
小久保莉菜(こくぼりな)
玲於麻……私の女神……。玲於麻は私が救う!
【貴翔の友人】
乾大悟郎(いぬいだいごろう)
樹新が好き。でも貴翔と樹新は双子で顔も似てるから、イコール親友が好きと思われる。だから絶対貴翔にはばれたくない。
【仄の友人】
乾水鶏(いぬいくいな)
大悟郎の妹。貴翔お兄ちゃんに一目惚れ。
《あとがき》
労働とお金をテーマにしたコメディです。
働かずに生きられたらいいですよねぇ。