超中二病(スーパージュブナイル)
内容紹介
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超中二病(スーパージュブナイル)
鍵を握る少女を巡って繰り広げられる異能バトル。
ある日、世界は新たなステージへとシフトした。それから時は過ぎて。
久我山玖難(くがやまくなん)という少年は、男達に追われている浦々笹波という少女と出会った。
男達に襲われそうになった2人だが、その時、戯作劇下(げさくげっか)と名乗る男が圧倒的な力でそれらを薙ぎ払った。
何でも屋をしている劇下はひょんなことから笹波を護衛するという仕事を引き受け、なりいきで玖難まで手伝う羽目になって。
3人が出会ったとき、運命の歯車が回り出す。
世界を進化させるのも、破滅へ導くのも、全ては浦々笹波の手にかかっている?
進化系超人バトルライトノベル、始動――
〜登場人物紹介〜
【主人公】
戯作劇下(げさくげっか)
かつてこの世界を守るために戦った英雄。今は行き過ぎた物語を終わらせるという幕引き屋を営んでいる。分かりやすくいえば何でも屋。
【語り部】
久我山玖難(くがやまくなん)
下校中に男達に追われる笹波を助けてしまったことから、大事件に巻き込まれる。平凡な少年は世界を救うことができるのか。
【鍵】
浦々笹波(うらうらささなみ)
さまざまな人間が彼女を狙っている。いったいどんな秘密が隠されているのか。
【クラスメイト】
望月歩餡(もちづきふあん)
玖難のクラスメイト。玖難に恋心を抱いているが、突然現れた笹波に焦る。
【英雄】
竜胆灯火(りんどうともしび)
劇下の親友。異能の力、「創造武器(クリエイトアーム)」の使い手。間違っているこの世界を壊すことが目的。その為には笹波が必要だ。
【市長】
右城條区(うしろじょうく)
玖難が暮らす町の市長。笹波を追っていた。裏で悪い奴らと手を組んでいる?
【残虐姉弟・姉】
懴忌(ザンキ)
殺し屋姉弟の姉の方。緑スーツで馬鹿でかいノコギリを武器としている。性格は凶暴。
【残虐姉弟・弟】
顎奇(ギャッキ)
筋肉ムキムキスキンヘッドで体でかい。ハンマーを武器にしてる。アホ。
【黒幕】
ゼノン
笹波を追っている組織のトップらしき人物。右城や笹波と深い関係が?
【秘書】
沖浦(おきうら)
ゼノンの秘書。ゼノンの命令は彼を介して下される。
【殺し屋】
一二三黄泉(ひふみよみ)
藤田卓次という男に雇われてる殺し屋。能力は死の宣告(ゴースト・ウィープス)。
【外側】
虚仮書(こけかき)=胡蝶(こちょう)=パラソル
虹色の髪に、多色に輝く瞳を持つ少女。規格外の力を誇る化け物。彼女は誰にも倒せないし、誰かと比べるのもおこがましい。世界の枠に収まらない存在。
《あとがき》
中二病的な要素をいっぱい詰め込みたくて書きました。
でもバトルものってどこまで戦闘シーンを描写すればいいのか線引きが難しいですね。
あまりダラダラ戦ってても飽きてくるっていうか……まだまだ改良する必要がありそうです。
ちなみに私が欲しい能力は、ずっと引きこもってダラダラ過ごしていられるような異空間みたいなやつです。